こんにちは。
ヤマトサイネージ広報部です。
デジタルサイネージで病院ごっこ。
今日はそんな事例を紹介します。
デジタルサイネージは使い方によって
まだまだ大きな可能性を秘めています。
岡山県の施設で開催された
子供向けのイベントです。
55インチ屋内用サイネージを
1日レンタルいただきました。
価格はスタンド込みで3万円(税別)
CTスキャンした画像を診断したり
クイズに挑戦したり大盛況でした。
今回の事例は一種の職業体験です。
弊社には月間で100件以上の
お問い合わせをいただきますが
このような利用方法は珍しいです。
何らかのイベントでサイネージを
短期レンタルされることは多いですが
多くはアイキャッチ的に使われたり
商品紹介・会社案内などの目的で
使われることが多いです。
今後デジタルサイネージの普及を
進めていきたい私たちとしては
面白い事例だなと思っています。
いわゆるエデュテイメントです。
エデュケーション(教育)とエンターテイメントの合成語です。
これで大成功しているのが
東京と兵庫にあるキッザニア。
3歳~15歳の子供を対象にした職業体験型施設です。
消防士、看護師、銀行、パン屋
薬剤師、警察官、裁判官、自動車工場
などなど、100種類近い職業体験ができる施設です。
夏休みや週末に行くと
ごった返しています。
子供はもう夢中です。
なぜここまで夢中になれるのか?
それは大きく3つあるかなと思いました。
①1人前に扱われること
②消費ではなく価値生産できること
③経済の仕組みがわかること
この中でも最も大きな理由は
②消費ではなく価値生産できることかなと思います。
子供の日常生活はほとんど消費です。
遊園地に行っても、買い物に行っても
エンターテイメントや商品を消費するだけです。
しかし、キッザニアでは
それぞれの職業が持つ価値を
体験することができます。
無意識に自己肯定感を得られます。
キッザニアなんてただの遊園地でしょ?
と思っていましたが
この仕組みの完成度の高さには驚きます。
今の時代、人手不足が深刻な業界は多いですよね。
でも、子供のころから、その職業が持つ
価値を体験させる機会を作れば将来その仕事をやりたい!
と思う子供も増えるんじゃないかな
なんて思ったりしました。
キッザニアほど本格的な施設を
作るには莫大な投資が必要ですが
デジタルサイネージを使った
エデュテイメントイベントなら
簡単にできそうです。
それに、子供をターゲットにした
イベントには必ず親がついてきます。
「集客」という面を考えても
エデュテイメントイベントは価値ありではないでしょうか。
デジタルサイネージは使い方によって
まだまだ可能性を秘めているなと感じた事例でした。